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渇きの喜劇 1.ご先祖 わしらは、おまえの「じじとばば」、 ぼく ― ああ! 壺はみんな空にするんだ!
2.亡霊 永遠の「水の精たち」よ
3.友だち 来たまえ、「酒」は浜辺に押し寄せる、
4.わびしい夢 どこかのひなびた町へ行き、
5.結論 草原の中で震える鳩も 1872年5月 翻訳掲載:2003年6月25日 |
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渇きの地獄 「渇きの喜劇」は、1872年5月の日付のある作品で、1872年3月〜5月、シャルルヴィルに戻っていたランボー心情を詠んだものです。同様に1872年5月〜6月(「黄金時代」)の日付のある「我慢の祭」と、内容、形式ともに類似性が見られます。ランボーはこの詩で、己の渇きを癒してくれる様々な者を次々に登場させては、否定していきます。最後の「5.結論」には、霧深いアルデンヌの森の中で「死ぬこと」への思いが書かれます。この思いは、「我慢の祭」の「五月の軍旗」に引き継がれたように見えます。しかし、この詩には「我慢の祭」と異なり、なぜかヴェルレーヌは登場してきません。 注) この日付の入ってる「渇きの喜劇」は、1872年6月にフォランに渡されたランボー自筆原稿です。他に2つの手書き原稿が残っており、ひとつは1872年7月にヴェルレーヌに宛てられた「渇きの地獄
Enfer de la soif 」というタイトルのもの、もうひとつはタイトルの無い、誰に宛てられたのか不明なものです(テクスチュエル版(ジャンコラ編)の注記による)。 解説・注掲載:2003年6月25日 |
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