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センチメンタルな会話 ひとけの無い寒々とした古びた庭園で、 目は死に、唇はたるみ、 ひとけの無い寒々とした古びた庭園で、 ――ぼくたちの歓びを覚えているかい? ――ぼくの名前を聞くだけで、君の心はときめくかい? ――ああ、ぼくたちのキスの ――空は青く、希望は大きく! そしてふたりはカラス麦の茂みの中へ歩いていった、
この詩「センチメンタルな会話 Colloque sentimental 」は1869年に出版されたヴェルレーヌの詩集「艶なる宴Fetes
Galantes」の最後に位置する詩です。いわば「宴」の結末、お話の締めくくりと言ったところでしょうか。タイトルの「艶なる宴」は、今風に言えば「ハイソ合コンパーティー」とでもなるのでしょうが、カラオケが浮かんだりしてイメージがズレ過ぎるようです。印象派の絵画などで、庭園のなかで戯れあう貴族やブルジョワの複数のカップルの絵があります。あのイメージが私にはこの詩集のタイトルに一番近く思えます。そして、この詩はその締めくくりというわけです。 2002年4月26日 |
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