Rimbaud.
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ヴェルレーヌ
Paul Verlaine
秋のシャンソン - Chanson d'automne
秋風に
ヴァイオリンは
すすり泣き
もの憂い調べが …
セ ンチメンタルな会話
- Colloque sentimental
ひとけの無い寒々とした古びた庭園で、
人影がふたつ、通り過ぎた。
目は死に、唇はたるみ、
会話がとぎれとぎれに聞こえてくる。…
(ねえ?) - N'est-ce pas?
ねえ? 私たちの喜びを妬む
愚かな人や意地悪な人がいても、
誇りを持って、いつも大らかにしていませんか。…
(これは…) - C'est ...
これは物憂い恍惚で、
これは愛の疲れで、
これはそよ風に抱かれた
林のざわめきで、…
(町に雨…)
- Il pleure dans mon cœur ...
町に雨が降るように
私の心にも涙が降る
心の中に染みてゆく
この虚しさは何だろう?…
(そうですとも…) - Il faut ...
そうですとも、いろんなことが許されなくては。
そうすれば、私たちはほんとうに幸せになれる、…
回転木馬 - Chevaux de bois
まわれ、まわれ、楽しい回転木馬、
100回まわれ、1000回まわれ、
たびたびまわれ、いつでもまわれ、
まわれ、まわれ、オーボエに合わせ。…
(空は屋根の彼方に)
- Le ciel est, par-dessus le toit
空は屋根の彼方に
あまりにも青く、あまりにも静か!
棕櫚(シュロ)の樹は屋根の上で
その枝を揺する。…
びっこのソネ - Sonnet boiteux
ああ! ほんとうに悲しい、ほんとうに不幸な結末。
あまりにも不運で、生きることさえ許されない。 …
淫乱 - Luxures
「肉」よ! おお、この世でかじられる唯一の果実、
ただひとつの愛に飢えた者たちの歯で、果汁を滴らす…
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Les Anges
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