初期詩編

Poésies

  • 孤児たちのお年玉
    - Les Étrennes des orphelins

    部屋は影に満ちて;二人の子供たちの
    悲しく切ないひそひそ声がかすかに聴こえる。
    揺れて持ち上がる長い白いカーテンの…
  • センセーション(サンサスィオン)
    - Sensation

    夏の青い夕暮れには、小道を行こう、
    麦の穂に刺され、草を踏んで、
    夢見心地で、足元はひんやりと、
    額を風に吹かれながら。…
  • 一なるものを信じる…
    - Credo in unam...

    太陽、この愛情と命の暖炉は、
    喜び溢れる地上に燃える愛を注ぐ、
    そして、谷間に横たわれば、感じられる
    大地は若い盛りで、血に満ち溢れてい…
  • 太陽と肉体 - Soleil et Chair
    「太陽」、この愛情と命の暖炉は、
    喜び溢れる地上に燃える愛を注ぐ、
    そして、谷間に横たわれば、感じられる
    大地は若い盛りで、血に満ち溢れてい…
  • オフェーリア - Ophélie
    星のまどろむ、静かな黒い流れを
    蒼白いオフェーリアが、長いヴェールをしとねに、
    大きな百合の花のように漂いゆく… …
  • 音楽広場で
    翻訳中です
    お待ちください


  • ロマン
    翻訳中です
    お待ちください


  • ニーナのご返事
    翻訳中です
    お待ちください


  • ウェヌス・アナデュオメネ
    (海から出ずるヴィーナス)

    翻訳中です
    お待ちください

  • 谷間に眠る人 - Le Dormeur du Val
    そこは、緑野にあいた穴だ、川が歌っている
    銀色のぼろ着を狂おしく草にかけながら。…
  • 「xxxさん」に、冬を夢見て
    - À *** Elle, Rêvé Pour l'hiver.

    冬になったら、青いクッションの
    バラ色の小さな客車に乗ろうね。
    ぼくらは夢中さ。柔らかい隅っこは
    どこでも熱いキスの巣さ。…
  • 夕方5時、みどりの酒場にて
    - Au Cabaret-Vert, cing heures du soir

    丸一週間、砂利んこ道で靴をボロボロにして
    ぼくはシャルルロワにたどり着いたんだ。…
  • いたずらっ娘 - La Maline
    ニスとフルーツが甘く香る
    茶色の食堂に、くつろいで
    ぼくは大きな椅子に伸びて座って
    なにやらベルギー料理をパクついてい…
  • わが放浪(ファンタジー) - Ma Bohême
    ぼくは出かけたものだ、破けたポケットに両手を突っ込んで; 
    ぼくの短い外套も、願ったりかなったり:…
  • 盗まれた心臓 - Le Coeur Volé
    ぼくの悲しい心臓が、船尾でよだれをたらす、
    兵隊タバコにまみれたぼくの心臓:
    奴らは、そこにスープをひっかける、…

© Rimbaud.KunioMonji.com